English version
日本語での応募説明
TIPC(Tokyo International Photography Competition)は、言語や文化の壁を越え、写真家にとっての国際的な露出を生み出す機会を提供します
テーマ:必要性/欲求
人が生きる上で必要なものはなんでしょう?ある人は、食糧、水、住居、人間関係といった比較的少数なものと主張するかもしれません。 一方で、私たちの多くは、そんな基本的なニーズ以上の欲求や願望を持っています。ニーズとは異なり、ひとりひとりの欲求は多種多様です。 車、家、高価な腕時計、宝飾品など、「モノ」を欲しがる人もいれば、遠くへ旅すること、高い山の頂を目指すことなど、人生を豊かにする「体験(コト)」を求める人もいます。
辞書の定義によると、「欲求」は、「心理学で生活体に生理的・心理的な欠乏や不足が生じたとき、それを満たすための行動を起こそうとする緊張状態や要求」として定義され、「必要」は、「どうしてもしなければならないこと。また、そのさま」とされています。テクノロジーと資本主義が唸り声をあげるこの時代。「欲求」が強まり、それが「必要」なものと誤解されるとき、対となるこの2つの概念の差異はこれまでになく、ぼやけています。
今年の東京国際写真コンペティションでは、あなたの写真が捉えた「必要性(Need)」と「欲求(Want)」の間、そこにある関係性や物語を募集しています。
Tokyo International Photography Competition – 6th Editionとは
TIPC(Tokyo International Photography Competition)は、言語や文化の壁を越え、写真家にとっての国際的な露出機会を生み出す場です。毎年、国際的な写真専門家から構成される審査員が、8名の有能な写真家を選出。国際巡回展として世界各地の写真コミュニティにて作品を展示することで、国境を越えたコラボレーションを実現します。
受賞者特典
- 受賞者による国際巡回展をニューヨーク、東京、台北、マレーシアにて開催
- グランプリ受賞者には、東京またはニューヨークで開催されるオープニングへの招待旅行
Tokyo Institute of Photography (T.I.P)- 東京、日本
T.I.Pは2010年に写真家や写真愛好家のためのプラットフォームとして創設されました。アジアと欧米の写真コミュニティによる文化交流に寄与すべく、国内外の写真家による展示や、様々なレベルのワークショップ、またデジタルプリントラボやスタジオといった作品制作のための環境を提供しています。
United Photo Industries -ブルックリン、ニューヨーク
United Photo Industriesはニューヨークを拠点とするNPO組織。写真芸術へのアクセスを広め、理解を深めるために活動している。2011年の創設以来、UPIは急速にパブリックアートの領域においてそのポジションを強固なものとしており、思考を刺激し、挑戦的で、優れた写真作品を展示し続けている。
審査方法
審査は複数回の評価ラウンドで行われます。写真を評価するエキスパート(審査員)が、それぞれ応募作品をレビューし、作品の創造性、ストーリー等を軸に一定のグループを選出します。
審査員
- クリントン・カーギル、Vanity Fair / 写真ディレクター
- マリアン・カミリエーリ、 マゼンタ財団 / 創設者
- アレッシア・グラヴィアーノ、Vogue Italia / 写真ディレクター
- ファン・イェン・ウェン、ワンダーフォトデイ/ ディレクター
- 天野太郎、札幌国際芸術祭 /ディレクター
- ヴィグネス・バラシンガム、オブスキュラ写真フェスティバル / 写真ディレクター
- オラーレミ・オナバンジョ、フォトキュレーター
- エンジェル・ルイス・ゴンザレス・フェルナンデス、フォトアイルランド財団 / CEO
- ジェニファー・サムエル、National Geographic / フォトエディター
- シオバン・ボーナッカー、The New Yorker magazine / シニアフォトエディタ
- シルケ・シュミクル、 ナショナル・ギャラリー・シンガポール/ キュレーター
- アンジェリカー・ハラー, フォトエディタ、 stern Magazine
Timeline
UPI Gallery(NY)での展示
6 June 2019
Requirements
Submission Requirements
-
1エントリーあたり5~10枚の組写真
-
作品サイズ:長辺1500px(最低)、sRGB
-
住所、氏名、電話番号、メールアドレスなど
-
ご自身のプロフィール
ギャラリー
Past exhibitions
UPI Gallery - Brooklyn, New York
Head On Photo Festival - Sydney, Australia
Wonder Foto Day - Taipei, Taiwan
Our/Berlin – Berlin, Germany
2017
Previous winners
Carlos Alba - The Observation of Trifles
Daniel Castro Garcia - Foreigner
Yuki Iwanami - Home Lost - Fukushima Landscapes
Ksenia Kuleshova - Abkhazia
Lee Daesung - Futuristic Archaeology
Erin Lee - Este Lado (This Side)
Gowun Lee - I'm Here with You
Justyna Mielnikiewicz - The Meaning of the Nation - Russia and its Neighbors
2016
Previous winners
Kai Caemmerer - Unborn Cities
Andrea Foligni - Apuan Carbonate
Naomi Harris - EUSA
Yoshiki Hase - First Composition
Vicki Reed - What We Leave Behind
Magdalena Sole - American Roots - The Delta
Eliza Tamo - State of Things
Benedicte Vanderreydt - I Never Told Anyone